遠方で部屋を見に行けない!内見しないで契約…注意するポイント

自分の希望に合った部屋を見つけるためにその土地まで足を運んで部屋探しをしたいと思っても、遠方からでは時間とお金がかかり見に行くことが難しいこともありますね。インターネットのおかげで部屋探しはとても便利になりましたが、やはり実際に自分の目で見て確かめる「内見」をしないで部屋を契約することには不安があります。思っていた部屋と違うということにならないために、内見をしないで契約する場合に注意しておきたいポイントご紹介します。

情報収集をしよう

土地勘のない場所なら、まずは利用したい沿線の駅を基準にしてインターネットの賃貸情報を数多く見てみましょう。間取り、広さ、付帯設備、家賃の相場などが分かり、自分の希望する条件の絞り込みに役立ちます。自治体や商店街のホームページなども参考にすると、地域の施設やルール、行事なども知ることが出来ます。

確認ポイントの整理

自分で内見が出来ない分、確認したいことを不動産会社の担当者にしっかりと伝えなくてはなりません。希望の条件と確認したいことは不動産会社にアポイントを取る前にまとめておく必要があります。物件情報の記載や写真では分からないことをいくつか挙げてみましょう。

①手持ちの家具が置けるか

②コンセントの数、位置

③風通しの良さ

④床に傾斜がないか

⑤設備に不具合がないか

  (窓、建具、蛇口、シャワーなど)

⑥飲食店が隣接している場合、ニオイ・騒音の程度

⑦鍵、インターフォン、監視カメラなセキュリティーに関係すること

その他、自分の趣味やライフスタイルに合わせて確認しておきたい事柄を考えてみましょう。

不動産会社の選び方

内見せずに契約をする場合、重要なのは不動産会社との信頼関係です。多くの不動産会社から信頼できる会社を見極めなくてはなりません。常に新しい情報に更新している、物件の説明が細かく丁寧、写真や動画を載せるなど、ホームページに手間をかけている会社は取り扱っている物件をしっかりと把握し、インターネットからの問い合わせを重視していると言えるでしょう。遠方で内見出来ない事情を理解し、細かいリクエストにも応えてくれるはずです。

内見をするしないにかかわらず、条件の良い部屋が見つかるのはタイミングと早い者勝ちです。内見をしないで契約することは少々不安ですが、不動産会社の担当者と信頼関係を築くことが出来れば引っ越しをした後でも安心して新生活をスタートさせることが出来るでしょう。

記事作成日:2017年01月10日 最終更新日:2017年07月26日