遠方でなかなか見に行けない。そんな場合はどうしたらいい?

遠方の土地勘のない場所で部屋を探す場合、忙しい中なんども足を運ぶことは難しいですね。時間もお金もかかってしまいます。

最近はインターネットで詳しくお部屋の情報を公開している不動産会社も増えていますので、なるべく負担が大きくならないよう、遠方でも出来るお部屋探しの方法をご紹介します。

『下調べをしっかりすること』

まずは通学先や勤務先までの交通アクセスの良さと予算を考えて住みたい駅を決めます。学校や会社に担当者がいれば、聞いてみても良いでしょう。

賃貸情報誌やインターネットを利用して、希望する条件や間取りでの家賃相場など、その地域の情報収集に出来るだけ時間をかけましょう。

不動産会社に問い合わせをするときは、条件を明確にして、不明点は必ず確認します。共用部分の様子や、地図を見ても分かりにくい地形、周辺の環境なども聞いておきたいポイントです。

 

物件案内では、当然見栄えの良い写真が使われています。細部までは確認できませんし、周りの状態もわかりませんね。

設備の綺麗さを優先するなら新築物件も良いかもしれませんが、実際に物件を見ないで決めると、あとでトラブルが起きたり後悔をしたりすることが多いようです。


下調べと準備をしたうえで、1日だけでも現地に行き、実際に内見することをおすすめします。

『不動産会社を選ぶ』

現地で内見できる時間が少ない場合、複数の不動産会社を訪問することは難しいでしょう。そこでおすすめはしたいのは、多店舗型のチェーン店ではなく、その土地で信用第一に営業し、地元の情報を詳しく知っている不動産会社を探すことです。

その中でもホームページを開設していて、物件ごとに丁寧な説明がついていたり、複数の写真や動画を載せていたりと、細かく紹介をしている不動産会社を選びましょう。

遠方からの部屋探しであることを説明して、電話やメールで頻繁に連絡を取り合えるか、こちらの要望に応えて追加説明を詳しくしてもらえるかどうか、その対応で信用できるかどうか判断しましょう。事情を理解して、一緒に良い部屋を探してくれる不動産会社が必ずあるはずです。

インターネットの普及で、部屋を見ないで借りる人が増えているようですが、それには信頼できる不動産会社を見極めることが不可欠です。焦らずに、密に不動産会社とコミュニケーションをとれば、遠方からでも良いお部屋が見つかるはずです。

記事作成日:2016年02月15日 最終更新日:2017年07月25日