オートロックだけのお部屋とモニターホンだけのお部屋!どっちが安心?

不審者の住居侵入を防ぐための効果的な設備と言えば、オートロックとモニターホン。お部屋を借りる時にはぜひ付いていて欲しいですね。防犯対策としては、両方とも付いているお部屋がベストですが、付いているのはどちらか一方である場合や、その機能も製品によって様々です。オートロックとモニターホンのそれぞれの防犯効果と特徴をご紹介します。

オートロックとは

ドアが閉まると自動的に鍵が閉まるシステムのことをオートロックと言います。マンションの場合、エントランスのドアは通常施錠されていて、住人は自分の鍵で、訪問者はインターホンで住人にロックを解除してもらいます。

エントランスのインターホンがモニター付きか通話のみかによっても防犯効果に差が出ますが、予定にない訪問者が玄関先まで来ることは避けられます。

オートロックの鍵の種類

従来の鍵の他にも、セキュリティの高いシステムが採用されています。

・リモコン式・・・車のキーと同じ仕組み。 小さなリモコンで遠隔操作が出来ます。

・暗証番号・・・鍵を持ち歩く必要がないので紛失する心配がありません。うっかり部屋の中にカギを置いて外出し、締め出されてしまうこともありません。

・非接触式ICカード・・・極小のICチップを搭載したカードです。

・指紋認証・・・指紋をスキャニグする方法です。 最もセキュリティが高い認証方法です。

モニターホンとは

玄関ドアを開けずに訪問者の声と顔を確認できるのがモニターホンです。訪問者だけでなく、お部屋の前で物音がした時にもお部屋の中から様子を確認できます。

モニターだけが付いているシンプルなものから、不審者と判断したら、ライトを点滅させたり警報音を発したりすることが出来る機能付き、留守中でも録画が出来るカメラ付き、操作方法がタッチパネルに表示される多機能型、親機のあるリビングやキッチンにいなくても、子機やスマートフォンでモニターを確認できる機種など、いろいろな種類があります。

オートロックが付いていてもエントランスからの侵入を完全に防ぐことは難しく、他にも侵入できる場所があるのが現実です。エントランスだけでなく各お部屋もオートロックだとより安心でしょう。インターホンでは、カメラが付いていない、モニターがモノクロで不鮮明な古い型の場合は防犯効果が低くなります。設置場所によっては訪問者がお部屋の前まで来てしまうのは不安ですね。

両方付いていればかなりセキュリティの高いお部屋となりますが、性能が良いオートロックやモニターホンなら、どちらか一方しか付いていなくても、窓に補助錠を付けたりプライバシーの分かるものを外に放置しないなどの防犯対策を組み合わせることで、より安心感がアップするでしょう。

記事作成日:2016年12月18日 最終更新日:2017年07月26日