女性の1人暮らし~突然の訪問者への対処方法~

部屋でリラックスしているところへ予定外のインターホン。しつこい勧誘は本当に迷惑ですし、もしかしたら犯罪者?そう思うと本当に怖いですね。

1人暮らしの女性を悩ませる突然の訪問者には、どのような対処をしたらよいのでしょうか?

『一番の対処方法は居留守』

居留守なんて、なんだか後ろめたいと思うかもしれませんが、全く気にすることはありません。
訪問販売が目的の飛び込み営業は1日に100件近くの家を回るので、すぐに次へ移動します。中には居留守だと見抜いて何度もインターホンを押す人がいるかもしれませんが、黙っていれば立ち去るでしょう。
相手はセールスのノウハウを知り尽くしたプロです。もし応対してしまったら、相手のペースに巻き込まれないように、無表情で「いらない」「必要ない」と大きな声でいいましょう。それでもしつこく勧誘するようなら「警察に電話する」ときっぱり言います。

『訪問が分かっている場合にだけ応対する』

・宅配便は、日中の時間指定配達やコンビニ受け取りなどを利用しましょう。

・数年に一度、ガスや電気設備の点検がありますが、必ず前もって文書で連絡が来ます。不審な点があれば契約している会社や不動産会社に確認をしましょう。予告なしの点検や修理はありません。

・家族や友人には、訪問前に必ず連絡をしてもらいましょう。
突然の訪問者は無視します。大事な用件ならばメモを残すか、あらためて電話などの連絡が来るはずです。
勘違いをしてうっかり出てしまった!ということがないように、約束の日時をしっかりと決めておき、忘れないようにしましょう。

『用心を日頃の習慣に』

・万が一押し入られた場合、叫び声が外に聞こえるようドアから見えない窓を少し開ける。
・ドアスコープで確認する。
・防犯ベルを手元におく。
・ドアを開ける時にチェーンは外さない。

大げさすぎるかな?と思っても、宅配便や郵便もチェーンをしたままで受け取り、大きな荷物は玄関の外に置いてもらいましょう。どんな場合も同じ対応をしていれば、いざという時の備えになります。

『相手が犯罪目的の場合』

犯罪者は配線業者や宅配業者などを装って訪問してきます。
訪問販売や勧誘と違って、まずターゲットにならない対処が必要でしょう。
カーテンや窓辺のディスプレイから女性の部屋と知られないように、あくまでもシンプルに。
外から部屋の様子が見えないように遮光カーテンをかけましょう。洗濯物に男物の服を混ぜるのは定番ですが、干しっぱなしというわけにもいきませんので、玄関に紳士用の傘を置くのも一案です。

『より安全な環境を探す』

新しい部屋を探す場合は、玄関まわりや共有部分に業者や犯罪者がつける記号「マーキング」がないかをチェック。他の建物や看板・電柱など周辺の様子もよく観察してください。落書きがない、または消してある場合は、防犯意識の高い地域だと言えるでしょう。

あいさつ程度でも町内の人たちと交流を持ちましょう。一人暮らしと分かれば、気にかけてもらえるものです。人の目が訪問者とのトラブル抑止につながります。

記事作成日:2015年10月23日 最終更新日:2017年07月27日