初めての1人暮らし…女性の1人暮らしの注意点!

初めて1人暮らし、特に女性にとっては犯罪に巻き込まれるのではないかと不安や心配なことが多いですね。安心して1人暮らしを送るためには物件選びと防犯対策をしっかりすることが大切です。

エリア選び

憧れの街、学校や勤務先からアクセスが良い、おしゃれなショップがあるなど、せっかく1人暮らしをするなら生活がしやすく楽しめる場所に住みたいですが、人気のエリアだと空き物件が駅やバス停から遠くなってしまう場合があります。

帰宅が遅くなった時に夜道を歩くのはとても不安ですね。希望のエリアから多少外れても家の周りに人通りがあり、夜遅くなっても照明が明るい環境を選びましょう。小中学校が近くにあると、保護者や地域住民が防犯パトロールを定期的に行っています。防犯面での安心材料になります。

防犯設備のある物件を選ぶ

物件を選ぶ時は、モニター付きインターホン、防犯カメラ、鍵がついている郵便受けなど防犯設備の有無とその設備がきちんと効果があるかどうかをチェックします。

外から部屋の様子を伺えてしまう1階は避けた方が良いですが、1階に限らず2階以上でも窓を破って侵入する事件が多くあります。塀や木、雨樋といった侵入の足場になるものが周囲にないか実際に見て確認しましょう。窓が防犯ガラス、シャッター付きであればさらに安全性が増します。

自分でする防犯対策

備え付けの防犯設備を過信せず、更に自分でも防犯対策を取りましょう。窓際には女性の1人暮らしと分かるようなものは飾らず、遮光性のカーテンを掛けると外からの視線を避けることが出来ます。すべての窓に補助錠、鍵の周りには防犯フィルムを貼ります。防犯性の高い鍵に交換したい場合は不動産管理会社に相談してみましょう。

災害、事故、事件などトラブルが発生した時に部屋に立ち入る必要があるため、鍵は決して無断で交換しないでください。帰宅した時に犯人と鉢合わせになり被害を受けたという事件も起こっていることから、ドアの目立たない場所にテープや糸で仕掛けをしておくと、万が一侵入者がいた場合のサインになります。普段の生活でもプライベートなことを話す時には周囲に気を配りましょう。

訪問者に注意

予定のない訪問者には気にせず居留守を使いましょう。宅配便は時間指定やコンビニ受け取りにします。設備の定期点検、他の部屋のクリーニングや工事などがある場合、アパートやマンションに業者が出入りする日にちを知らせてくれるように管理会社へ頼んでおきましょう。

初めての1人暮らしを満喫するには、戸締りや用心を習慣にすることが欠かせません。しっかりと防犯対策を取っていても、外出時に鍵を閉め忘れたら元も子もありませんね。外出時だけでなく在宅中でも確認を怠らないようにしましょう。

記事作成日:2016年12月12日 最終更新日:2017年08月03日