不動産会社に電話するときのコツ

1月から3月は年度替わりを控え、就職や入学などで不動産の賃貸契約はハイシーズンになります。

気に入った物件を見つけたら、タイミングを逃さないよう早めに不動産会社へ電話をしてコンタクトを取りましょう。その際にスムーズに自分の希望を伝えるコツをご紹介します。

『1.電話をするタイミング』

物件を探す場合、賃貸情報誌やインターネットのサイト等で賃貸物件を調べる、知人の紹介、また実際に住みたい地域に足を運んで不動産会社の物件をチェックするなどの方法があると思います。

いずれにしても、あらかじめ電話で問い合わせをし、条件や希望を伝えることが大事なポイントです。土日祝日は来店者の応対で忙しい場合が多いので、平日の問い合わせをおすすめしますが、気になる物件があるなら、なるべく早く電話をしましょう。

『2.電話での対応をチェック』

具体的に希望する物件があれば、雑誌やサイトに掲載されている情報の内容に間違いがないかを確認し、デメリットについても聞いてみます。

例えば、近くに学校があって昼間は声が響くとか、飲食店が近くにあり匂いが流れてくるなど、掲載されていない点でライフスタイルに合わないことがあるかもしれません。

担当者がこちらの話を聞いてくれて、質問にも丁寧に返答してくれるかを判断しましょう。同じ物件を複数の不動産会社が取り扱っていることが多いので、もしも対応に不安があるようなら別の会社に問い合わせをし直すことも可能です。

『3.内覧(見学)の予約をしよう』

希望の物件が空いている場合、まずはなるべく早い日程で内覧の予約を入れます。人気のある物件は早いもの勝ちとなるので、たとえ予約をしていても、その前に契約済みになってしまうこともあります。

検討のためにも、他に内覧できる物件をいくつか探しておいて貰います。

『4.不動産会社に物件を探して貰うときのポイント』

引っ越しの理由(進学、転勤、結婚)、引っ越しの時期、人数、現在の職業(夜勤があるかなど)、希望する間取りや駅からの距離・時間などを伝えておくことで、効率よくマッチした物件を探して貰えます。

少し細かすぎるかなと思っても、気になる点は書き出して整理し、担当者へ伝えましょう。経費面では家賃、管理費、駐車場代について、また水道代やガス代などは地域や業者によって差がありますので確認が必要です。治安、建物の構造や向き、湿気、雨戸の有無など、優先したい点と妥協できる点を決めておきましょう。

最初にポイントを押さえて電話が出来れば、物件探しもスムーズに進むはず。信頼できる不動産会社を見極めて、希望に合った物件を探しましょう。

記事作成日:2016年01月18日 最終更新日:2017年07月25日