引越日までに行う荷物の梱包手順

進学や就職、転勤、転職、戸建て購入、自宅建て替えなど引越しのパターンは色々ですが、いずれにしても
梱包作業は手間と時間がかかりますね。 仕事が忙しかったり、小さな子供がいたりすると、なかなか荷造りがスムーズにいきません。引越しの日までに効率よく荷造りをする手順をご紹介します。

 

スケジュールを立てましょう

新居が決まったら、次は引っ越しの準備。進学や就職での初めての1人暮らしなら身の回りの物だけで済みますが、住み替えやファミリーの引越しではそうはいきませんね。荷物の梱包も大変ですが、引越し先での荷解きのことも考えなくてはなりません。また、引越しではたくさんのゴミが出ます。引越し当日、梱包した荷物の他に不用品やゴミが残っていたら引越し先に持って行くことに。そうならないために、分別ごみ、粗大ゴミを出す日を考慮に入れて荷造りのスケジュールを立てましょう。

1カ月~

新居に合わせて家電や家具を購入する場合、古いものをリサイクルショップに売ったり、粗大ゴミに出したりする手間がかかりますので、早めに手配をしましょう。洋服、本、雑誌、文房具、新居に合わないインテリア雑貨など不要な物も思い切って処分。処分したものを部屋に置いておくと邪魔になるので、この期間にゴミの回収に出します。不要なものがなくなればスムーズに梱包が進みます。

2週間前~

シーズンオフの衣類、雑貨、本、食器など、引っ越しまでに使わない物からダンボールに詰めていきます。

引越し経験者の中には、ダンボールの中身が分からず、開けないでしばらく積んだままになっていたという人もいるのではないでしょうか。そうならないように、新居では物をどのように配置・収納するか、間取りを見ながらプランを立てましょう。 それぞれの場所に番号を付け、ダンボールに番号と内容物を記入しておくと荷物の振り分けがスムーズにできます。

1週間前~

オンシーズンの洋服や下着、タオルなどの荷造りを始めます。洗濯をした後、タンスやクローゼットに収納せず、ダンボールに入れて、そこから使うもの、着るものを出すようすると手間が省けます。AV機器やパソコンなど精密機器など慎重に梱包する必要があるものも前日は避け早めに梱包します。冷蔵庫にある食品は無駄にならないように消費しましょう。

前日

引越しを翌日に控えて、疲れも溜まってくるころですね。晩御飯は外食か市販のお弁当にすることにして、フライパンや鍋などキッチン用品の梱包をしましょう。液体の調味料などは発泡スチロールかクーラーボックスに保管します。トースターやポットなどの小型家電もダンボールに梱包します。洋服、タオル、化粧品、お風呂グッズといった引越し当日、翌日にすぐ使うものはスーツケースや旅行バッグにいれて置くと疲れて荷解きが出来なくてもすぐに使えます。貴重品、ノートパソコンなどはダンボールに梱包せずに自分で持ちましょう。

梱包に必要なグッズ

ダンボール箱・・・引越し業者で提供してくれる場合が多いですが、必要なだけ貰えるわけではないので、足りない場合は有料で追加します。 スーパーやドラッグストアなど使用済みのダンボールを無料で貰える場所もあります。

気泡入りの緩衝材・・・いわゆる「プチプチ」です。ホームセンター、ネット通販で購入できます。

テープ類・・・紙のガムテープは重ねて貼ることができないので、布タイプを選びましょう。引き出しや扉が開かないように仮止めをするには、粘着力が弱く、家具を傷めない「養生テープ」を使います。

油性ペン・・・分かりやすくしっかり書ける太字の油性ペン。割れ物には赤の油性ペンを使うと分かりやすいですね。

軍手・・・怪我の防止に。滑り止めの付いたものが良いでしょう。

雑巾・・・ホコリをふき取ります。水の入ったスプレーを用意するとちょっと水拭きをしたいときに便利です。

その他・・・紐、ハサミ、カッター、ゴミ袋、ジッパー付き保存袋など

荷造りがギリギリになると、不要な物も新居に持ち込むことになります。早めに荷造りのスケジュールを立てると不要品もスッキリ片付き、気持ちよく新生活を始められます。

記事作成日:2018年04月23日 最終更新日:2018年04月23日