ダンボールや粗大ゴミ…引越ゴミの処分の仕方

引越しは持ち物の整理をするには良い機会ですね。新居が決まったら新生活に向けて、不用品を処分して新しい家具家電、生活用品を揃える人も多いでしょう。引越し当日まで日常生活があるので、あまり早くから物を処分することも出来ませんが、引っ越し前後に不要になったものをスムーズに処分できるように処分の仕方を確認しておきましょう。

粗大ゴミの処分

テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコンなど家電リサイクル法の対象家電やパソコン等は粗大ゴミで処分することが出来ません。家電量販店では新製品を購入すると古い製品を引き取ってくれるサービスがあるのでそれを利用しましょう。

発売から5年以内の状態の良い家電ならリサイクルショップで買い取ってくれます。処分する場合には、ゆうちょ銀行でリサイクル料金を振り込み、『家電リサイクル券』と『郵便振替払込受付証明書』と『払込金受領証』受け取る必要があります。『家電リサイクル券』と『郵便振替払込受付証明書』を処分したい家電に張り付けて、指定引取場所に搬入します。指定取引所は「一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター」のホームページ(http://www.rkc.aeha.or.jp/index.html)で調べることが出来ます。ガスコンロ、電子レンジ、トースター、タンス、ベッドなどの家具家電は自治体の粗大ゴミに出しましょう。

まだ使える製品なら、知り合いに譲ることも出来ます。自治体に家庭で不要になったものを必要とする人に紹介してくれる不用品交換制度があれば、そこに登録する方法もあります。

不用品回収業者に処分を依頼する

仕事が忙しく時間がない、車がなく自己搬入できない、1人暮らしで手伝ってくれる人がいなくて大変などの理由で、まとめて一度で処分したい場合、料金はかかりますが民間の不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。一般家庭で出るような引越しのゴミ、粗大ゴミをまとめて回収してもらえます。その際、不当に高額な料金を請求する業者には気を付けましょう。「廃棄物収集運搬業」の許可を所持している業者で、回収品の相談や見積もりに丁寧に対応してくれる業者を選んでください。

ダンボールの処分方法

引っ越し荷物の梱包にダンボールは欠かせません。引越し業者が支給してくれるダンボール、それで足りなければスーパーマーケットやドラッグストアなどから貰ってくるなどしますが、引越しが終了した後には大量の空ダンボールが残されることになります。いつまでもダンボールが置いてあったら せっかくの新居が台無しですね。引越し業者がダンボールを回収してくれるサービスがありますので、有料か無料か、回収期間はいつまでなのか、引越し業者のダンボール以外も引き取ってくれるかなど、契約前に内容を確認してください。

回収サービスがない場合は自治体の資源ごみに出します。その際、粘着テープや金具を取り除く、50センチメートル以内に折るまたは切る、ひもで縛る等、自治体のルールをしっかり守りましょう。また、皆で使う集積場に引越しゴミを大量に出すのはマナー違反ですので、何回かに分けて出すといった配慮が必要です。

ルールとマナーを守って処分

もう二度と来ることはないからといって旧居のゴミ収集場所に指定日外、時間外に置いて行ってしまうことは絶対にやめましょう。ご近所さんに迷惑を掛けるだけでなく、大家さん、不動産会社の信用を落とす行為になります。出たゴミは必ず引っ越し先に持っていきましょう。新居で荷解きをした時にもたくさんのゴミや不用品が出ます。自治体ごとにゴミ出しのルールに違いがあるので、新居が決まった時点で自治体のホームページで分別の仕方と種類別の回収日を確認しておくとスムーズに処分が出来るでしょう。

記事作成日:2018年03月18日 最終更新日:2018年04月23日