自然豊かな等々力渓谷

緑が豊富な世田谷区の中でも、とりわけ自然のままの姿を残す場所が東京都23区唯一の渓谷「等々力渓谷」です。

東急大井町線の等々力駅から歩いておよそ3分、気軽に遊びに行ける見どころいっぱいの等々力渓谷をご紹介します。

武蔵野台地が谷沢川に侵食されて形成された等々力渓谷には、地層など貴重な自然の景観と多くの史跡が残されていることから、戦前から護岸や遊歩道の整備がされてきました。

1974年には周辺の史跡を含め「世田谷区立等々力公園」として開園、1999年には東京都指定名勝に指名された歴史の深いスポットです。

等々力渓谷の見どころ

東急大井町線は東京都品川区の大井町駅と神奈川県川崎市の溝の口駅の間16駅を結んでいます。等々力駅は大井町駅から乗車時間約20分、13番目の駅となります。駅前には等々力渓谷周辺の案内図があり、歩道に道順を示す案内板が埋め込まれているので、スムーズに渓谷の入り口までたどり着くことが出来ます。

案内板に沿って入口に到着、階段を下り赤い橋脚のゴルフ橋をくぐると、都心からわずか20分の距離とは思えないほどの緑が生い茂る渓谷が目の前に現れます。

春の桜から新緑、夏は涼しげな清流の音、秋には紅葉、澄んだ空気の冬と、季節ごとに変化する自然を体感することが出来ます。マガモ、セキレイ、ツグミ、ウグイス、メジロなど、多くの野鳥が飛来するバードウォッチングスポットでもあります。

渓谷に沿って整備された約1キロの散策路には、史跡・旧跡、撮影スポットが多くあります。昭和48年に発見された「等々力渓谷第三号横穴古墳」、古くから由緒ある修験地と知られる「等々力不動尊」、等々力不動尊の先には竹林が美しい「日本庭園」があり、石灯籠や築山の景色を楽しみながら庭園をのぼっていった先には広々とした芝生広場があります。

流れ落ちる滝の轟きが地名の由来になったという説もある「不動の滝」はパワースポットとしても有名です。

休憩場所のご案内

【雪月花】
不動の滝の音も聞こえる、等々力不動尊のお隣にあるお休み処です。
定番の限定くずもち、抹茶、夏はカキ氷、冬は甘酒とおしるこなどのメニューが楽しめます。

【営業時間】

11:00~16:00

【冬季の営業】

12月の第三月曜日から3月中旬の間は土日祝日、2月3日、元旦から1月7日

【四季の花】
等々力不動尊境内にあるお休み処です。定番の味と季節限定のソフトクリームが人気です。コーヒー、柚子茶、お饅頭、冬には生姜湯がお手頃なお値段でいただけます。

【営業時間】

11:00~16:00 雨天休業。

基本情報

【住所】

東京都世田谷区等々力1‐22、2‐37~38

【アクセス】

大井町線等々力駅下車徒歩3分

【駐車場】

等々力不動尊を参拝する人は無料駐車場が利用できます。駅周辺にコインパーキングがあります。

【世田谷区HP等々力渓谷】
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/106/149/641/644/d00039481.html

世田谷区等々力1-22、2-37~38

世田谷区等々力1-22の地図
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記事作成日:2016年10月22日 最終更新日:2017年07月23日