世田谷美術館

世田谷美術館は緑豊かな砧公園の中にあり、美術作品に親しむことはもちろんのこと、素敵なレストランやオープンカフェでくつろぎのひとときを過ごすことも出来る郊外型美術館です。今年開館30周年を迎えた世田谷美術館をご紹介します。

美しい建築も必見

建物の設計を手掛けたのは、建築家内井昭蔵氏(1933年-2002年)。1986年に開館した世田谷美術館は、1986年に毎日芸術賞、1989年に日本芸術院賞受賞、1998年に公共建築百選、2013年に日本建築家協会25年賞と、数々の賞を受賞している傑作です。

館内の作品だけでなく、豊かな自然と調和したこの素晴らしい建築もぜひご覧ください。

収蔵品・展示会

世田谷美術館のコレクションは、フランス素朴派の画家アンリ・ルソーの絵画、北大路魯山人の書画や器、世田谷区に縁のある芸術家の作品を柱に約15000点を収蔵しています。2カ月毎に魅力的な企画展が開催されています。現在は開館30周年にちなんだ展示を鑑賞できます。

・ミュージアムコレクション「ぜんぶ1986年―世田谷美術館の開館とともに」
開催日程2016年11月5日~2017年4月9日

・企画展「開館30周年記念 コレクションの5つの物語」
開催日程2016年11月19日~2017年1月29日

レストラン&カフェ

砧公園で楽しんだら、世田谷美術館の敷地内にあるレストランやカフェで一休み。チケットなしで利用が出来ます。

本格フレンチが味わえるレストラン「ル・ジャルダン」はウェディングプランもある素敵な空間です。オープンカフェ「セタビカフェ」にはペットが同伴できるテラス席があるので、お散歩の途中で愛犬と一緒にティータイムを楽しめます。

世田谷美術館 分館の紹介

分館は世田谷にアトリエを構えた芸術家の縁の地にあり、ワークショップなども開催されています。

 

・向井潤吉 アトリエ館

HP: http://www.mukaijunkichi-annex.jp/

 

・清川泰次記念ギャラリー 

HP: http://www.kiyokawataiji-annex.jp/

・宮本三郎記念美術館

HP: http://www.miyamotosaburo-annex.jp/

*改修工事のため2017年3月末まで休館

お得情報「東京・ミュージアム ぐるっとパス2016」

「ぐるっとパス2016」は東京都内にある79の美術館・博物館の入場券と割引券が綴られているお得な冊子です。金額は2000円、利用期間は使用開始日から2カ月間(最終有効期限2017年3月31日)。世田谷区内では世田谷美術館の他、世田谷文学館と五島美術館で利用ができます。

ぐるっとパスなび!HP:https://grut.to/

世田谷美術館の基本情報

【住所】東京都世田谷区砧公園1-2

【電話】03-3415-6011

(展覧会の案内:ハローダイヤル03-5777-8600)

 

【開館時間】

午前10時~午後6時(展覧会入場は閉館30分前まで)

休館日】

月曜日(祝休日の場合は翌日)

【観覧料 ※カッコ内は団体】

一般200円(160円)、大高生150円(120円)、中小生100円(80円)土日祝日夏休みは無料、65歳以上100円(80円)

*団体は20名以上で要連絡。

*展覧会は別料金です。

【世田谷美術館HP】

http://www.setagayaartmuseum.or.jp/index.html

この記事と合わせてよく読まれている記事

記事作成日:2016年12月23日 最終更新日:2017年07月23日