1人暮らし…偏りがちな食事!注意すべき食生活とは…

健康にはバランスの良い食事と適度な運動が必要なことは皆さんご存知だと思います。しかしながら、分かっていてもなかなか実践できない人も多いのではないでしょうか。コンビニや夜遅くまで営業しているスーパーマーケットやドラッグストアがあり、食べるものには困る事がありません。誰かと一緒に食べることが少ない1人暮らしではつい好きなものばかりを選んでしまい、食生活が偏りがちになってしまいます。そんな1人暮らしの食生活の改善アイデアをご紹介します。

注意が必要な食生活とは

自炊をして作り置きをし、それを無駄なく食べるのが健康にもお金の節約にも一番良い方法ですが、仕事や勉強が忙しい、料理が苦手という人が栄養素の可不足を考えていると食事を楽しめなくなってしまうという問題もありますね。1人暮らしを始めた頃は自炊をがんばろうと思っていても、料理が余ってしまう、それを翌日に食べようと思っても、他のものが食べたくなったり、忙しくて食べられなかったりすることが続くと結局捨ててしまうことに。

食べる分だけを買って食べたほうが無駄にならず、生ごみもでないので、自炊をやめて次第に次のような食生活を送ってしまっている人は注意が必要です。

 

朝食抜き・・・朝食を食べないと午前中の活動に必要なエネルギーが足りません。食事の回数が2回になることで食べ過ぎ、または栄養不足に陥ります。

食事の時間が不規則・・・食事は空腹を満たすだけでなく、休息をとる時間でもあります。不規則な食事は自律神経が乱れる原因になります。

外食・中食が多い・・・好きなもの、同じような内容の食生活になりがち。お菓子などのついで買いでカロリーオーバーに。

炭水化物、脂肪の摂りすぎ・・・お腹はいっぱいになっても栄養バランスが悪く実は栄養失調状態になっていることあります。

体調不良の原因に

体調が悪いと感じたらお医者さんの診察を受けることが大切ですが、偏った食生活も体調不良に大きな関係があり、生活習慣病やうつ病の一因になることもあります。手軽に食べられて満腹感のある丼物、麺、パンといった炭水化物、脂肪分の多い揚げ物が好きな人は体調を整えるビタミン・ミネラルが不足しています。栄養バランスが悪いと感じている人は、主食・主菜・副菜の組み合わせを意識して、外食やお弁当などの中食も、なるべく沢山の食材が使われているものを選びましょう。

すぐに実行できる食生活改善のアイデア

続けることが大切なので、自分で出来る簡単なことから食生活を改善していきましょう。

・発酵食品を食べる・・・腸内環境を改善してくれるのが発酵食品です。味噌汁、納豆、チーズ、ヨーグルトなど、調理しなくても一品追加出来るものが多いので簡単。

・簡単サラダ・・・レタス、トマト、キュウリ、カイワレ大根など、ちぎったり切ったりするだけでOK。

・缶詰・瓶詰め・・・手間のかかる魚料理も缶詰なら手軽に食べられます。人気のサバの缶詰などはとろけるチーズをかけてレンジやトースターで温めるなどアレンジもお薦めです。

・カップラーメンやレトルト食品にトッピング・・・乾燥ワカメ、焼きのり、卵、鰹節、胡麻、瓶詰めのなめこや高菜などをちょい足しして栄養素のバランスを整えます。

一日に必要なカロリーは性別、年齢によって違うので、食生活改善には自分の生活スタイルにあった食事の量を知ることが大切です。カロリーの摂り過ぎは肥満につながり、必要な栄養が足りないと栄養失調になってしまいます。一度の食事を単発で考えるのではなく、3回のうちの1回であると考えるとカロリーオーバーや栄養不足を防ぐことが出来ます。例えば、昼食が焼肉だったら夕食は野菜メインにする、夜に飲み会があるときは昼食を軽めにするなどトータルで考えることを習慣にすると食生活も次第に改善されるでしょう。

記事作成日:2018年04月27日 最終更新日:2018年04月27日