意外とかかる光熱費。こうやって抑えた!

冬は暖房費にお風呂、料理も煮物や鍋が多くなり、光熱費の請求額が増えて家計の負担になりますね。古い家電製品を最新の省エネ家電に買い替える、電力会社やガス会社を乗り換えるなど大きな見直しをするのも効果的ですが、やはり、光熱費を抑えるには無駄遣いをしないことが第一です。少しでも光熱費を抑えるため、すぐに実行できる光熱費節約のアイデアをご紹介します。

電気代

家電製品は考えずに使っていると無駄にエネルギーを消費してしまいます。使い方を見直してみましょう。

照明・・・人がいない場所の照明は消します。白熱電球・蛍光灯をLEDに替えましょう。リモコンを使うと待機電力がかかるので主電源でスイッチのオン・オフをしましょう。

エアコン・・・暖かい空気は天井に溜まります。風向きを下にしたり、サーキュレーターを回して空気を循環させたりすることで、設定温度を上げ過ぎないようにします。フィルターをまめに掃除し、室外機の吹き出し口に物を置かないようにしましょう。

ホットカーペット・・・使う面だけを暖める切り替え機能を使いましょう。下に断熱シートを敷くと熱が逃げません。

テレビ・レコーダー等・・・BGM代わりに付けておくのはやめましょう。画面の明るさを調節(省エネモード・明るさセンサー等)、音量を下げることでも節電になります。機種によって節電モードが色々あるので説明書を読んで設定しましょう。

冷蔵庫・・・庫内の温度が上昇すると、冷やすために余計な電力を消費します。温度が上がる原因は、熱いものを入れる、食品を詰め込み過ぎる、開け閉めを頻繁にする、開けている時間が長いなど。期限切れの食品を廃棄する、食品の配置を工夫するなどしましょう。パッキンが劣化していると冷気がもれます。また、背面にホコリが溜まっていると放熱が悪くなります。

炊飯器・・・保温しっぱなしにしない。電源を切り、コンセントを抜きます。

温水洗浄便座・・使用後は必ずふたを閉め、季節に合わせて暖房便座の温度を調節しましょう。

洗濯機・・・洗濯物、洗剤を入れすぎると洗濯に時間がかかり、消費電力、すすぎの水も余計に必要になります。適量内でまとめ洗いをしましょう。

掃除機・・・ゴミが溜まったままで使い続けると吸引力が下がり、時間がかかります。ゴミはこまめに捨て、フィルターの掃除をしましょう。

お風呂の節約

自動のお湯はりや追い炊きなど便利な機能が付いたお風呂の場合、機能を使えばそれだけ電気代がかかります。時間を測ってお湯を溜めるとその分の電気代が節約できます。設定温度を下げ、湧いたらすぐに入りましょう。家族の入浴時間に間が空くときは、自動追い炊き機能をオフに。ふたをしっかりと閉め、保温シートを使うなどしてなるべく温度が下がらないようにします。シャワーは出しっぱなしにせず、髪の毛や体を洗っている時は止めるようにしましょう。髪の毛はお風呂に入る前にブラッシングをしておくと、汚れが落ちやすくなります。お湯だけでなく、シャンプーの節約にもなりますよ。お風呂の残り湯は、お風呂掃除や洗濯に使いましょう。

キッチンでの節約

鍋、フライパンの水滴はふき取ってからコンロにかける、火加減は中火、下茹では電子レンジを使います。短い時間で調理が出来る人気の圧力鍋や無水鍋を活用すると時短にもなります。普通の鍋でも沸騰したら火から外し、しっかりと蓋をしてタオル等に包んで置いておくと余熱調理が出来ます。汚れた鍋やフライパン、食器は温かい内に古新聞等で汚れをふき取り、付け置き洗いをしましょう。

小さいことの積み重ねでひとつひとつは少額ですが、すぐに使用量や請求額が数字として確認が出来るのでやりがいも出ます。トータルすると年間の光熱費を大きく節約できるので、ぜひ実践してみてください!

記事作成日:2017年12月24日 最終更新日:2017年12月24日