あなたの家は大丈夫?旅行前の防犯対策!

企業の夏季休暇は分散傾向にありますが、やはりお盆の時期に休みをとって旅行や実家へ帰省するという人は多く、留守宅が目立つこの時期に空き巣の被害も増えるのが現状です。

楽しい思い出が台無しにならないように、しっかりと旅行前の防犯対策を立てましょう。

やっておきたい防犯対策

留守と知られないように対策を講じても、相手は犯罪のプロ。様々な方法で留守を確認しています。

空き巣はお金がありそうな家より、侵入しやすい家を選ぶため、留守だと分かっても侵入しにくい家になるよう防犯対策をして旅行に出かけましょう。

・新聞は配達を中断し、郵便物は局留めにしてもらう。
・夜間に室内の電気が点灯するように防犯用タイマー付ける。
・留守番電話にせず転送サービスを使う。
・シャッターは必ず閉め、窓には複数の補助錠をつける。
・窓に防犯フィルムを貼る。
・家の周りをきれいに片づけておく

人の視線は侵入の抑止効果になります。留守にすることをご近所さんに伝えて、見慣れない訪問者がいたら注意を払ってもらいましょう。そのためには日頃からコミュニケーションをとっておくことが欠かせません。近隣同士がお互いに不審者情報などを共有しておくことが防犯につながります。

SNSで空き巣のターゲットに

SNS(ソーシャルネットワークサービス)に旅行の予定や旅先からの写真を投稿することは避けましょう。

過去の投稿写真から住んでいる場所を特定され、空き巣のターゲットにされる恐れがあります。公開しているのが友人だけの場合でも用心が必要です。

万が一侵入されてしまったら・・・

空き巣は現金や宝石類と言った高いものだけを盗んでいくわけではありません。

パソコンや家電製品、衣料品、テニスラケットなどのスポーツ用品、食料品、個人情報が分かる郵便物など、被害の大半は普通の家庭にあるものばかりです。

そのため、万が一空き巣に入られてしまった場合、部屋の中が散らかっていると、空き巣がはいったかどうかすぐに分からない、何が盗まれたのか把握できないということになってしまいます。変化に気が付くように旅行前は家の片付けをしておくことが大切です。

被害を最小限にするために貴重品は金融機関の貸金庫に預けることも検討しましょう。

防犯グッズの取り付けや各所へ連絡、さらには家の片付けなど、しなくてはならないことがたくさんありますが、安心して旅行が楽しめるよう、留守中の防犯対策も旅の計画の一部と思ってしっかりと取り組みましょう。

記事作成日:2016年07月30日 最終更新日:2017年07月30日